2014年07月10日

道東ぶらり

6月30日から7月3日まで 北海道に行ってきました。 昨年計画し、お葬式で断念したプランです。

宿泊先だけ決めて 後はその場の気分次第、という気楽な一人旅です。 花と人が好きなので、そこらあたりが目的といえば目的か?

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釧路空港で レンタカーを借りて 「霧多布(きりたっぷ)」 を目指しました。 

ちょっと回り道をして 『あやめケ原』
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『きりたっぷ湿原』 の ”わたすげ” と ”えぞかんぞう”
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『霧多布岬』
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山根絢子さん

今回の目的のひとつである
「別海町(べっかいちょう)」の牧場のおばさんの
実家が 「霧多布」

絢子さんは 妹で、 民宿を経営しています。

明るくて エネルギッシュで 創造的、
とっても楽しい方です。


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”わたすげ”

今年は 例年の1/5 だそう。














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何度となく エゾシカと 遭遇します。
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別海町の松田牧場
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 大学受験に失敗した私は、北海道の牧場に住み込んで働きながら 夜勉強をする・・・という 夢のような浪人生活を 計画し、実行に移したのでした。 その時にお世話になったのが 「松田牧場」 、

牧場の仕事は朝が早く、重労働でしたが、とても楽しく、 イキイキと働いておりましたが 受験勉強のことは すっかり忘れてしまいました。

その牧場も 8年前に廃業、2年前におじさんも亡くなって 今はおばさんが一人で暮らしています。

実に46年ぶりの訪問です。 当時砂利道だった幹線道路も舗装されたので 意外に近く感じました。

おばさんも 歳をとった。
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右側が『風蓮湖』 左側が オホーツク海 この細~い半島の道は どんな風に終わるんだろう? なんて好奇心を満たしてくれるのが 一人旅の良さ。

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2日目の夜は根室市に泊まり、翌日 「納沙布(ノサップ)岬」

北方領土

話に聞いてはいたけど こんなに近いとは・・・
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海の向こう側に見えている陸地が
「北方領土」です。











日本の漁船は ロシアに 入漁料を支払って 漁をしていることを初めて知りました。

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このノサップ岬から数キロ手前、
珸瑤瑁(ごようまい)という所にある 
板垣商店、

ブラジル在住の友人 板垣さんの実家
日本最東端のお店、

現在の経営者は イトコの美奈子さん。

この地で生まれ育った友の
少年時代に思いを巡らしながら
感無量でした。



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『北方原生花園』

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ポニーが近づく

頭を撫でたら
嬉しそうだった・・・

嬉しいのは
こっちの方。








最後の日は 釧路川をカヌーで下る。

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静か・・ 聞こえるのは 野鳥の鳴き声と 櫓が水を切る音のみ、 静寂に しっとりとした森と水の香りが重なって 別世界のよう。

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”丹頂鶴”
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”忘れな草”





3日間で 走行距離が 532km、 一日170km程度の まったく気楽なドライブでした。
釧路空港を拠点にしての旅行といえば 阿寒~摩周~知床 などが 一般的ですが、 それ以外の道東の魅力を 堪能しました。

花がきれい、海が美しい、霧がまたよかった・・・  それらのすばらしい環境が 俗化していないところが イイ。

そして 何よりも そこに住む人たちが すばらしくいいのです。

旅の初日は 後頭部のあたりに シコリのようなものが残っていました。
そんなものはナイと思っていたけど 日常生活のシガラミだったでしょうか。
2日目に あのこと、このこと スッキリ忘れ、 花畑で転がっておりました。

ゼイタクな時間でした。

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帰って すぐにブログをupするつもりでしたが お葬式が立て続けに2つ重なり、 本日 やっと一息つけました。

明日から 7月お盆の お経廻りです。 これから 9月のお彼岸まで ビッシリとしたスケジュールが始まります。
遊びはオシマイ!
  





Posted by kotokuji at 22:03│Comments(0)
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