2020年06月11日
ピザ窯
毎日毎日外で働いています。
庭の手入れ、山の手入れ、手を付け出せば次から次へと、やりたいことが出てきます。

最近、山本翔平さんという若い植木屋さんと知り合い、「里山づくり」 の具体的指導を受けています。
自然の生態をよく勉強されていて、今までの常識を覆すような手法ばかりです。
その一つが 「草刈り」、
今まではとにかく地面スレスレに草を刈って、1ケ月もすると伸びてくるので、また刈る・・・ これの繰り返しで、それは仕方ないもの、と思っていました。
ところが・・・
全部刈ってしまうなら、10cmくらいの高さで・・ と言われるのです。
なぜかというと・・・
一網打尽に刈ると、強い草だけが反発してさらにパワーアップして伸びる・・・
だけど10cmを残すと、身の丈の小さな草は刈られないので残る。
これを繰り返すと・・・
やがて、小さな草が大きな草を凌駕して、短い丈のさわやかな草原に変わってゆく・・・ という説です。

草刈りのプロからは 「こんなんでやったと言えるか!」 とおしかりを受けそうですが・・・
さらにススキ、これは本当に悩ましい草なのですが・・・

このようにコンモリと茂ったススキを、今までは根こそぎ伐っていたのですが・・・

これが刈った後、
ススキはどこで身の丈を決めるかというと、風にゆらゆら揺れるあたり、
だからその高さで刈ると、ススキ自身が「あそこまで伸びると伐られる」と自ら学習し、次回はそのあたりで成長を止める、
それを繰り返すことによってススキの株は小さくなり、その間に小さな植物はしっかりと成長して、ススキを凌駕する・・・
私は 「ホントかな~?」 と思いつつも、 とても説得力のある話だと思えました。
とにかくやってみなければ分からないので、これは他人(信じられない人)に頼むことはできないので、自らやるしかない、と覚悟しました。

山に入ると新しい仕事が次々と見つかります。
例えば、最近ずっと関わっている、ここ。
本堂のすぐ裏の山道の入り口なのですが、グリーンの分厚い壁が続いていました。

植木好きの檀家さんが植えたと思われるツバキの並木道、20年前に他界されてからはまったく放置状態、
向こう側に 「ホタルの池」 があるのですが全く見えません。
このようにヤブ化してしまった原因は、主に竹とツルです。 特にツルのパワーは凄まじく、太いものは根元で直径10cm以上、それが枝分かれしながら10m先まで伸びて行き、木の枝や他のツルと無数に絡み合っています。

右半分が終わったところ、左半分は作業中

ツバキの木の向こうの景色が見えるようになった
絡み合ったツルを外すのは、パズルを解くようで楽しい。 知恵の輪ではないので、チョキチョキ切っていいのだけれど、(ツルが)高い場所に残ってしまうと、梯子をかけたり、木によじ登ったりとなかなか大変です。
『ピザ窯』
「桜の園」 の下の広場に念願の『ピザ窯』を造りました。
息子・泰潤が、ブラジルで建築デザインを専攻し、ピザの本場でそれなりの知識も持っていたので、設計・監修をし檀家の左官屋・佐野茂さんに施工してもらいました。
内径90cmの本格的ドーム型です。

窯のベースは断熱レンガ✙耐火レンガ✙溶岩プレートの3層構造

耐火レンガを加工しながら積み上げる。

頂上のレンガを支える型枠を作る

いよいよ頂上部分を残すのみとなった

レンガ積み終了

全体を断熱材で覆う

その上からモルタル施工

遂に完成!
腕の良い左官屋さんですが、このタイプのピザ窯は初めてで悩む事多々、計画変更や、材料調達に手間取ったりと、2ケ月近くもかかってしまいましたが、立派なものができたと思います。

初めての灯、 これから低い温度で毎日数時間、1週間かけて炉を乾かす。

試運転。 初めてのピザ。


外側カリッ、中はフワッとした PIZZA が焼けました。
温度が400℃まで上がるので、1分半で出来上がります。
思っていた通り、あるいはそれ以上の出来栄えでした。
新型コロナが終息し、皆で笑い合って楽しめる日が待ち遠しい。

ピザ窯は腕の良い左官屋さんに泰潤がつきっきりで手伝ってできました。
これも泰潤の坊さんとしての最後の修行 「信行道場(しんぎょうどうじょう)」が中止になったからできたこと。
私が毎日山で働けるのも、コロナのお陰、と言っていい。
体重は64kgになり、体調もすこぶるイイ。
どうやら私は知的労働より、肉体労働が向いている、 と再認識しました。
小さな草を残し、大きな草を半分切ることは、一見小さな草に対するエコ贔屓に見えますが 、これが仏教でいうところの 『平等思想』 です。
コロナは それぞれに平等に考えるチャンスを与えてくれた、 と思えます。

あれから1日も休まず外で働いて、本日梅雨入り。 やっとブログを更新できました。
庭の手入れ、山の手入れ、手を付け出せば次から次へと、やりたいことが出てきます。

最近、山本翔平さんという若い植木屋さんと知り合い、「里山づくり」 の具体的指導を受けています。
自然の生態をよく勉強されていて、今までの常識を覆すような手法ばかりです。
その一つが 「草刈り」、
今まではとにかく地面スレスレに草を刈って、1ケ月もすると伸びてくるので、また刈る・・・ これの繰り返しで、それは仕方ないもの、と思っていました。
ところが・・・
全部刈ってしまうなら、10cmくらいの高さで・・ と言われるのです。
なぜかというと・・・
一網打尽に刈ると、強い草だけが反発してさらにパワーアップして伸びる・・・
だけど10cmを残すと、身の丈の小さな草は刈られないので残る。
これを繰り返すと・・・
やがて、小さな草が大きな草を凌駕して、短い丈のさわやかな草原に変わってゆく・・・ という説です。

草刈りのプロからは 「こんなんでやったと言えるか!」 とおしかりを受けそうですが・・・
さらにススキ、これは本当に悩ましい草なのですが・・・

このようにコンモリと茂ったススキを、今までは根こそぎ伐っていたのですが・・・

これが刈った後、
ススキはどこで身の丈を決めるかというと、風にゆらゆら揺れるあたり、
だからその高さで刈ると、ススキ自身が「あそこまで伸びると伐られる」と自ら学習し、次回はそのあたりで成長を止める、
それを繰り返すことによってススキの株は小さくなり、その間に小さな植物はしっかりと成長して、ススキを凌駕する・・・
私は 「ホントかな~?」 と思いつつも、 とても説得力のある話だと思えました。
とにかくやってみなければ分からないので、これは他人(信じられない人)に頼むことはできないので、自らやるしかない、と覚悟しました。

山に入ると新しい仕事が次々と見つかります。
例えば、最近ずっと関わっている、ここ。
本堂のすぐ裏の山道の入り口なのですが、グリーンの分厚い壁が続いていました。

植木好きの檀家さんが植えたと思われるツバキの並木道、20年前に他界されてからはまったく放置状態、
向こう側に 「ホタルの池」 があるのですが全く見えません。
このようにヤブ化してしまった原因は、主に竹とツルです。 特にツルのパワーは凄まじく、太いものは根元で直径10cm以上、それが枝分かれしながら10m先まで伸びて行き、木の枝や他のツルと無数に絡み合っています。

右半分が終わったところ、左半分は作業中

ツバキの木の向こうの景色が見えるようになった
絡み合ったツルを外すのは、パズルを解くようで楽しい。 知恵の輪ではないので、チョキチョキ切っていいのだけれど、(ツルが)高い場所に残ってしまうと、梯子をかけたり、木によじ登ったりとなかなか大変です。
『ピザ窯』
「桜の園」 の下の広場に念願の『ピザ窯』を造りました。
息子・泰潤が、ブラジルで建築デザインを専攻し、ピザの本場でそれなりの知識も持っていたので、設計・監修をし檀家の左官屋・佐野茂さんに施工してもらいました。
内径90cmの本格的ドーム型です。

窯のベースは断熱レンガ✙耐火レンガ✙溶岩プレートの3層構造

耐火レンガを加工しながら積み上げる。

頂上のレンガを支える型枠を作る

いよいよ頂上部分を残すのみとなった

レンガ積み終了

全体を断熱材で覆う

その上からモルタル施工

遂に完成!
腕の良い左官屋さんですが、このタイプのピザ窯は初めてで悩む事多々、計画変更や、材料調達に手間取ったりと、2ケ月近くもかかってしまいましたが、立派なものができたと思います。

初めての灯、 これから低い温度で毎日数時間、1週間かけて炉を乾かす。

試運転。 初めてのピザ。


外側カリッ、中はフワッとした PIZZA が焼けました。
温度が400℃まで上がるので、1分半で出来上がります。
思っていた通り、あるいはそれ以上の出来栄えでした。
新型コロナが終息し、皆で笑い合って楽しめる日が待ち遠しい。

ピザ窯は腕の良い左官屋さんに泰潤がつきっきりで手伝ってできました。
これも泰潤の坊さんとしての最後の修行 「信行道場(しんぎょうどうじょう)」が中止になったからできたこと。
私が毎日山で働けるのも、コロナのお陰、と言っていい。
体重は64kgになり、体調もすこぶるイイ。
どうやら私は知的労働より、肉体労働が向いている、 と再認識しました。
小さな草を残し、大きな草を半分切ることは、一見小さな草に対するエコ贔屓に見えますが 、これが仏教でいうところの 『平等思想』 です。
コロナは それぞれに平等に考えるチャンスを与えてくれた、 と思えます。

あれから1日も休まず外で働いて、本日梅雨入り。 やっとブログを更新できました。
Posted by kotokuji at
19:10
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