2017年01月27日

ようなし

お正月が終わって、一月も終わろうとしています。

毎年、初日の出を写真に撮っているので、まずはこれから・・・


『初日の出』




その前日、「除夜の唱題行」があって皆さんがお帰りになってから眠るのは3時頃、
起きなくてもいいのだけれど、やっぱり起きてします。

1日の日の出と2日のそれは、写真にしても変わりはないのかもしれませんが、日本中でかなりたくさんの人が、この日の出を見ているはず、2日の太陽に手を合わせている人は多分いないと思う。

「日本人に生まれてヨカッタ~」と思う瞬間です。


何に映っていると思いますか? 回答は 最後に・・・

『興徳寺の初詣』


皆で お汁粉、その後は 庭でお餅を焼いて食べる、

「お正月はイイモンダ」 とつくづく思います。





誕生日に仲間が招待してくれ、お祝いしてくれました。



今年はプロ歌手の舞弥さんが駆けつけてくれて、グンと華やかでした。








洋梨をもらいました。
ムカ~シ食べたきりで、その時の印象もあまり良いものではなかったのですが、剥いてみたらこれがラフランスと同じ味、やわらかくて甘くて、とても上品。



びっくりして 母に食べさすと
 
「オイシ~イ、これは何?」

「ヨウナシだよッ」

「用無し~?あははッ アタシみたいじゃん」 と大笑いです。



しばらくして・・・ ポロリと・

「もう用もないし、そろそろオイトマしなきゃね~」 と言う、  

妹がすかさず「お兄ちゃん、何か書いてやんな~」 というので 咄嗟に・・・



真っ赤な顔をして「いやだ~ 消しな~」と大騒ぎになりました。



ある日のこと、



「オカアチャン、こういう風に手を握ることを“恋人握り”って言うだってよ~、おかあちゃんはお父ちゃんとこうやって手をつないだことある?」

「ないよ、ムカシは手なんかつながないよ」

「そう、本当はつなぎたかったでしょ?」

笑いながら、 「どうかな~」・・・



・・・最近、私の世代の男の人に母親を呼ぶとき、子供のころの呼び方を勧めています。

私の場合はオカアチャンですが、オカアサンでもいいし、ママでもいい、母親は喜ぶと思います。
そして二人の距離がグンと縮まります。

「オフクロ-ッ!」って呼ぶのは、ちょっと ”上から目線” ではないか、と思います。



寒い日が続いています。


朝のお勤めから戻り、寝ている母親に冷たい手をこすりつけて、

「オカアチャン本堂は寒かったよ~」

「本堂は暖房がないからね~、夏の方がいいね」
 
「夏は暑くて、蚊がいるだよ~」

「そうか~、いい時ないじゃん」

「だけどこれが修行だから~」

「そうでしたか~ ご苦労様です。」  と笑いながら手を合わせてくれます。



他愛もないことですが、ありがたいことです。




1月20日より 『寒行』 が始まりました。





 戸口でお経をあげる。




2月3日、最終日は19時より 「興徳寺」で節分の豆まきです。 
お近くの方、どうぞ!


*「初日の出」 の写真、 反射しているのは、「お墓」の石塔のてっぺんです。

  


Posted by kotokuji at 17:20Comments(0)