2013年05月19日

在来種と外来種

富士宮市環境部「花と緑と水の課」主催の『第4回うるおいの森植樹祭』に 参加して来ました。

在来種と外来種











  開会式







富士山南陵工業団地内部と道路との斜面約3haに イロハモミジ、フジザクラ、モミ、コブシなど富士山に自生する約20種類の苗木1万本が植えられたのが 2009年のこと。
その時は1000人のボランティアが 参加されたそうですが 以来 毎年 植樹祭が開催されています。
今回の参加者は220名、

在来種と外来種






『YUNOどんぐりの会』からは 
11名で参加しました。








 

作業内容は 除草 ですが、 雑草を除去するのではなく 外来種だけを 引き抜く・・・
ここでの外来種は ①セイタカアワダチソウ ②オオマツヨイグサ ③ヨウシュヤマゴボウ
そして 外来種ではありませんが つるが 植樹した木を傷める ということで ④クズ、 
これ以外の雑草は 自然のものなので そのままにしておくように、と説明がありました。

在来種と外来種







引きぬく外来種が 
図と 実物で 示されていました。










通常、植林後の作業は 下刈り、といって 植えた木以外の雑草は すべて刈り取りますが、「自然のものは残す」 という考え方は とても新鮮に感じました。

作業開始
在来種と外来種

在来種と外来種

在来種と外来種


 5年目の木、
 なかなか 順調な育ち方、 

 私達が 植えている木も 
 こんな風に育っていくのかと、
 想像しながら
 ちょっと嬉しくなりました。

 木の 手前にヒョロッと立っているのが
 セイタカアワダチソウ














私は 恥ずかしながら(ドングリの会 会長という名前において)植物のことを ほとんど知りません。 

どれが 在来種? どれが 外来種?

親切な方々に教えていただいて 少しづつ分かって来ました。 


贔屓目からか 在来種は何となく品がいい、 一方 外来種は 自己顕示欲が強く、したたかに見えます。 
タンポポの 在来種と セイヨウタンポポ(外来種)の見分け方も教えてもらいました。

在来種と外来種 在来種と外来種 

写真左が 在来種、右が 外来種
苞(ほう=つぼみを包んでいた葉、写真の緑色のぶぶん)が 反り返っているのが セイヨウタンポポです。


日本本土の植物(シダ類まで含む)が約4000種、そのうち外来種(帰化植物)は ナント1200種だそうです。

私たちが 育てようとしている里山も この地方に自生する樹木にこだわって植林していますが 草のことにも 注意を払っていきたい、と改めて思いました。

「草刈機を使わない、って いい考え方だけど それをやるためには ドングリの会の会員を 最低200名に 増やさなくっちゃネ」 と 参加した会員が・・・ ごもっとも です。

在来種と外来種



4月の始め、 『花まつり』が終わってから 7月のお盆までの 約3ケ月間が 私にとって もっとも自由な時間がとれる期間なのですが、 すでに5月も半ばを過ぎてしまいました。 

明日から 久しぶりに 東北に行ってきます。 メンバーは前回と同じ ミキオちゃんこと 高瀬幹雄君と 野澤さん。
今回は 初めて 岩手の被災地を 訪問します。 朝3時の出発なので 片付けることはを ドンドンやって、 準備をして、早く寝なくっちゃ。



Posted by kotokuji at 20:33│Comments(0)
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