2021年04月08日

ホームページリニューアルいたしました!

ホームページがリニューアルいたしました!

それに伴い、新しいブログへ移行しました。
下記より今後ご覧ください。
https://kotokuji.jp/category/diary/

※お気に入りに登録の方は、お手数ですが変更をお願いいたします。
※こちらの更新はなくなりますので、ご注意ください。

今後ともよろしくお願いいたします!  


Posted by kotokuji at 14:10Comments(0)

2021年03月25日

ほぼ満開です

昨日(3/24)は 抜けるような晴天に恵まれ、桜もほぼ満開!



たくさんの方で賑わいました。










遅咲きのまだ開花していない樹もありますが、嬉しいのは10年前に山に植えたヤマザクラとエドヒガンがそこそこに花をつけてくれたこと・・・













小学生と一緒に植えた木ですが、あの時10歳だった子どもたちも、もう成人式を迎えたはずです。 

後20年で、すばらしい山になるでしょう。

若い木が育ってくれているのは、本当に嬉しい。



菜の花も、こぼれた種が発芽してくれたものがチラホラ・・・




〈石段下より〉




〈石段上より〉









興徳寺の桜の定番です!







これから1週間が見ごろかと思います。



どうぞお出かけください。



  


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2021年03月15日

早い開花です。

石段の下のしだれ桜が開花しました。



例年ですと3月20日頃なので、1週間早い・・・



私が興徳寺に来て16年目の春ですが、こんなに早い開花は初めてです。



このところ、桜の開花に関する電話の問い合わせが大変多くなりましたが・・・

『上の駐車場の周りの桜の開花は20日頃、それから1週間が良い時期かと思います。』

それから、ちょっと残念なお知らせですが・・・

毎年、桜に合わせて咲かせていた ”菜の花畑”、 今年はありません。

毎年、近くの農家の方に依頼して、決まった時期(9月末)に種を蒔いていたのですが、今年は私の不注意で頼むのを忘れてしまいました。
思い出したのは2ケ月近くも後のことで、完全に時期を失しました。

桜と菜の花は本当に見事なコンビネーションで、それに春風にのって渡る菜の花の香りもとっても心地よいものです。

残念です。 申し訳ありません。



今年はこのような写真は撮れません(これは昨年のもの)

《 お願い 》

カメラマンの方、最近増えたコスプレーヤーの方、一般の見学の方へ。


「興徳寺」はみんなのお寺です。 楽しんでくれて結構です。

ですが、お寺はまた「祈りの場」です。 どうぞ境内地に一歩踏み込んだら、まずは本堂前に参拝し、それから行動していただきたいと願います。




それはお寺に限らず、神社等も同じことです。 まずはお参りを!




*4月3日 『花まつり』 13時より法要と法話、 甘茶接待のみとさせていただきます。

 桜のピークは過ぎているかもしれませんが、マスク着用、距離をとって楽しんでいただけたら、と思います。





  


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2021年02月25日

竹ヤブと竹林

2月も 毎日のように「竹林」に入っています。


 竹伐るための”チェンソー”



私も含めて この辺りの人は この竹の林のことを タケヤブ と呼びます。
私も小さい頃からそう呼んできましたが、厳密には 手を入れてない山が ”タケヤブ” 管理された山を”竹林”と呼ぶのだそうです。

タケノコ栽培の専門書によると、竹林”は1反(10アール)あたり200本以下、できれば100~150本で管理することが望ましいとのこと。



1反(=1000㎡)に200本ということは 5㎡に1本、2.5m間隔くらいです。 ここを目指しました。

興徳寺の竹林、約2000㎡、タケヤブ時代は1000本が生えていたと思われます。
毎年少しづつ伐ってはきたのですが なかなかまで上(奥)の方まではいけず、今年はここを重点的に伐採しました。




おかげで 竹林の一番上からも竹越しに富士山が望めるようになりました。


  

竹林の整備は、実は竹を倒すことよりもその後の片づけが大変なのです。



モタモタしていると 竹の子が出てきてしまいます。



今年のタケノコが楽しみです。



《昨夜の夢》

興徳寺の竹林にタケノコがいっぱい生えている、そこににたくさんの人がいて 皆タケノコを掘っています。 
見たことない人ばかりです。 
大きなかごに 竹の子いっぱい入れて笑っている人もいます。
みな一生懸命で 楽しそうなのですが 知らないひとばかり・・・
私はとても許せなくて 皆を集めて言いました。
「ここはいまお寺できちんと管理している山です。 採ってダメとは言わないけれど、せめて断って山に入って欲しい」

皆がとてもしらけた顔になって、私はなんだか自分がとっても器量の小さな人間みたいに思えてきて、
そこで目が覚めた・・・


なんだこの程度の夢、「所詮、自分は小者だ・・・」 なんて思いました。

どうせ夢なんだから もっと大きな夢をみたいもんです。






いよいよ3月、 お彼岸のお檀家さん廻りが始まります。                                         

今年の桜は3月20日頃の開花予想です。 そのころに ブログをupします。
  


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2021年01月27日

風の時代

除夜の唱題行を泰潤と2人で勤め



新しい年が始まりました。



コロナ禍で迎えたお正月、



「元旦会」 

参加者は例年よりぐっと少なくて20名ほどでしたが、無事の越年を祝い、よき年となりますよう皆で祈りました。

とくに「新型コロナ」で亡くなられた方の冥福、闘病中の方々の当病平癒、そしてこのウイルスの早期終焉を祈り、併せて医療最前線で働いておられる関係者への謝意と健康を祈りました。





終了後のお汁粉と甘酒・・





《珍しいお客様》

日本山妙法寺、という宗派のお坊さんで 池田寛信(かんしん)さん。

団扇太鼓を叩きひたすら「南無妙法蓮華経」と唱えてこの10年間、世界20ケ国を行脚してきたそう。 コロナ禍で帰国し、現在は熱海から身延山~甲府を経由して千葉県小湊 誕生寺 までの行脚の途中、縁があり興徳寺に1泊してくださいました。




生涯通してずっとこの形で修行してゆきたいと明るく話しておられたことにとっても感動しました。

支えてくれているのは志ある方の浄財のみ、それで不安を持たない、

求道者の手本だと思います。


泰潤が見送りがてら 一山(ひとやま)超えるまで同行しました。





《山の仕事》

そして、昨年に引き続き 山に入って仕事をしています。

今は毎日竹林の整備です。

竹林は放っておくと、どんどん密集し 竹やぶになります。

竹やぶは10a(アール)あたり500本も竹が生えており、日の光もあまり射しません。 それを200本くらいまでに改良することが目的です。



↑ これは竹やぶ状態。 これを伐採してゆきます。


before


after



下の方まで見通せるようになりました。




倒した竹を適当な大きさに切って整理してゆく・・・ 仕事はまだまだ続きます。




《風の時代》

ホロスコープ(西洋占星術)のお話しです。

2020年12月22日、木星と土星が重なる「グレート・コンジャンクション」という現象が起こり、ここを境に200年続いた「土の時代」が終わり「風の時代」が始まったそうです。

土の時代では、金銭・物質・権威等が重視されますが風の時代では、知性・コミュニケーション・個人等が重視されるようになるのだそうです。

私自身はホロスコープに特に興味を持っているわけではありませんが、物質文明から精神文明にゆるやかに移行していくことを裏付けるようで、この言葉をスナオに受け止めました。

先日、「断捨離」提唱者の山下ひでこさんが言っておられましたが、これからの時代は 血縁・地縁よりも 「意識の縁」でゆるやかにつながっていくのでしょう、と・・・  いい言葉だな~と思いました。




建前ではなく本年で語り合いながら、新しい時代を「意識の縁」でつながった方たちと広げてゆきたいと思います。





「寒行」の最中ですが これもコロナを考慮し、お坊さんたちだけで毎晩歩いています。

16年前に始めた時の原点に戻ったようで、とても新鮮な気持ちです。





  


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2020年12月31日

2020年の終わりに

今年最後の日、やっとブログに向かう気持ちになれました。



年末にお葬式が重なって、年賀状をやっと書き上げ(300余枚ですが一言だけ手書きする)、昨日恒例の ”餅つき” を終え、今年の公式行事はオシマイです。

《本堂の大掃除》

お檀家さんに手伝ってもらい、本堂の大掃除をしました。






 
大きなガラスも全部外して洗い 「位牌堂」の中の位牌もひとつひとつ拭き上げます。



これをやってもらえるのが本当にありがたいです



燭台にこびりついた蝋もきれいにとってもらいました。




《餅つき》

毎年暮れの30日は、餅つきをします。

誰が来てくれてもいいことにしてありましたが、今年はコロナ対策として身内のみ、としました。



30kgのもち米を一晩水につけ、直前に水を切ります。



お米を蒸すのはムカシながらの竈(かまど)、



補助としてガスコンロも使います。



今年から、最初のこねる作業(これがとっても重労働)は機械にやってもらいました。 とっても助かりました。







本堂用の鏡餅と家庭用のお供え餅、それに伸し餅を作ります。



搗(つ)きたてつ)のお餅を食べる、この贅沢はなかなかのもの・・



大根おろしとおかか、納豆、これが定番!! あんこ、と きな粉、がデザートです。



お供え餅は「山の神様」と「水神様」、トイレの神様にも・・・




朝のうち残っていた雨もすっかり上がって、富士山がくっきりと・・・
久しぶりの雪化粧です。







2020年、予想もしなかった試練の年になりました。

罹患された方、亡くなられた方、倒産・失業・減収等大きな苦しみの中におられる方のことを思うと本当に胸が痛みます。

また医療の現場で懸命に働いておられる医師・看護師・関係者の方々に心から感謝申し上げます。


ただ、私にとっては、「おかげ様で」の1年でありました。

おかげさまで、境内や山の整備に時間を費やすことがでlき、「イキイキ・ワクワクと」とした毎日を過ごすことができました。

母の「ショートステイ・デーサービス」を止めて、ずっとべったりと暮らすことになった・・・ 
おかげさまで 母はすこぶる元気、です。




2020年、良い年でした。

これを読んでくださっているすべての方に、「よいお年を!」




大晦日から元旦にかけての「唱題行」は、寒くて換気もできないので、泰潤と2人、1時間のお題目を唱えることとしました。

これからその準備と、できる限りの「大掃除」をします。

  


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2020年11月30日

東北で考えたこと

「お会式」も無事終了し、翌日11/9~/12の3泊4日で、東日本大震災の被災地へと行って来ました。

メンバーはミキオちゃんこと高瀬幹雄さんと野澤和俊さんです。

震災直後からずっとボランティアに行っており、その後も定期的に通っておりましたがここ何年かは私が時間的な都合がとれず、2人が続けてくれておりました。

主たる目的は、縁ができ、その後もずっとお付き合いをしている被災者家族とお会いする事、被災地の復興状態を確認し、自分にできることは何か? を考える事、そして被災地に立って、祈る事・・・

野蒜(のびる)駅


壊滅的な打撃を受けたJR仙石線




現在は内陸側に新しいレールが敷かれ復旧しました。
被害を受けた《野蒜駅》 ホームがそのまま保存されています。





大川小学校

逃げる時間があったにもかかわらず、判断のミスで校庭にいた児童78名中74名と、校内にいた教職員11名のうち10名が津波に呑まれて死亡、
「大川小学校の悲劇」 と言われますが、悲劇、などという言葉では言い表せない、やり場のない怒りと深い悲しみ・・・・
遺族の訴訟の経過なども見守りつつ、必ず訪れる場所のひとつです。

震災当時





ここも保存か撤去かで議論が分かれたそうですが 《震災遺構》 として保存することが決定、現在、資料館の建設を含む公園造成工事がおこなわれていました。





いつものように 校舎に向かいお経をあげましたが、 死ななくてもいい幼子、教職員を死なせてしまった無念さに涙がとまりませんでした。

しっかりと真実を伝え、教訓を残す資料館となってくれることを期待します。

南三陸防災対策庁舎


ここも必ず訪れるところです。

震災当時






ここも保存か解体かで揺れ、いったんは解体が決まったものの、2,031年まで県が管理することとなりました。 
現在は「震災復興祈念公園」の中に。








屋上に避難した50数名の町職員らのうち生存者10名という参事を招いた建物。
遺族の気持ちを考えれば ”解体” もわからなくはないけれど、ここは残して欲しい。

屋上の高さ12m、それに対して津波は15,5m、その高さは本物を見ることによって実感できるし(津波の想定は6mだったので防潮堤で防ぐことができるはずだった)、 最後まで職場を守り抜いた職員たちのことを語り継ぐ重要な場所だと思います。


震災伝承施設

被災地が整備され、生々しい爪痕もほとんどが撤去されてしまった現在、これから被災地を訪れる人の立ち寄り場所は、各地に建設された”伝承施設”ということになるかと思います。

高田松原津波復興記念公園 国営追悼・祈念施設


国の施設として作られただけあって、かなりのスペース、しかも入場料無料。

だけどあまり感じるものもなかった・・・

広大な敷地を整備し、芝生を植えて公園化したけどそれは何の為だろう? これから発生するメンテナンス料金だってかなりのものになるだろう、



一番がっかりしたのは、前の南三陸町震災復興祈念公園 も同じなのだけど 祈念、つまりは祈る事を目的としているにも関わらず、そこにあるのは献花台だけ(↑の写真の低い台) この台で見えない海に向かってお経を唱える気持ちになれなかった。

日本中のお坊さんが、訪れ、大きな声でお経を唱える場所が欲しい、と思いました。

気仙沼市 東日本大震災大震災・伝承館


ここはとてもヨカッタです。

向洋(こうよう)高校、の当時の校舎をそのまま展示してあります。




3階の窓を突き破って飛び込んできた車





展示に対する説明も、震災前との対比が明確でよく伝わってきました。

これから被災地を訪ねようとする方、是非!

震災遺構 中浜小学校

宮城県山元町 中浜小学校、本年9月26日にオープンしました。

90名の子どもと先生・保護者らが屋上で一晩を過ごし1人の犠牲者も出さなかった、 その現場がそのまま保存・展示されています。





その時、現場におられた先生がボランティアとして説明をして下さり、状況がよく伝わってきました。
津波が迫る中、屋上避難を決断された校長先生の決断、屋上の高さ12m、実際の津波、第3波、第4波は20mもあったそうですが第1波、第2波の引き波と沖でぶつかり崩れ、屋上のぎりぎりの高さとなって襲って来たそう、 かろうじて助かったのだそうです。


色々なケースを見ながら、生と死を隔てる運命のラインを強く感じます。

はかなくも残酷で、だけど強い何か、を感じるのです。


そして前記 向洋高校、この中浜小学校も 誰も犠牲者が出なかったので このようにせいせいと展示することが出来るのか、と改めて感じました。

東日本大震災 原子力災害 伝承館


本年9月20日開館、福島県双葉町に建設された立派な建物です。



原発反対の私から見ると、とても偏った施設であると思えました。

これ以上 ノーコメント です。


気仙沼漁港

被災者の方々とも再会しました。

あれから9年、お互いにそれぞれ年を重ねて、いろいろなことはあったけど、「よくがんばってきたね~」と笑えることが何よりものシアワセ。
そんな風に言ってもらえました。

また私にとっては、価値観を共有する友(高瀬さん、野澤さん)の存在に改めて 感謝!! です。

ありがとう、お疲れ様。

*明日12/1から暮れのお経廻り,いよいよ師走です。


  


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2020年11月04日

芳枝さん94歳に

母が94歳になりました。

この春からデーサービス、ショートステイともにお断りし、べったりと母と濃密な(?)時間を過ごしています。
その甲斐あってか、すこぶる快調!



冷蔵庫に貼ったボードを見て大笑い

「94歳になんて、なるわけないじゃん!」

訂正⇓



「そうだよね~」 と納得です。

認知症歴12年、その間ずっと「要介護2」をキープできていること、本当にありがたいことです。



 いつものお店で今年も 祝杯をあげることができました。



今年から息子・泰潤も加わって6人、



ケーキの灯も消すことが出来ました。

お店を出たとたん、すべてを忘れていました。 

いいですね~

野草の名前

野外で仕事をするようになって、草や花の名前がとっても気になるようになり、いろいろ調べてみるのですがこれがなかなかムズカシイ。





たとえばこれ、 野菊の種類ではありますが、似たような花がいっぱいあって、なかなか特定できません。

《↑カントウヨメナ 》 だと思います。







 これも難しかったのですが・・・ 《↑ヤマハッカ 》 でしょう。
あちこちで、たくさん咲いています。




《↑イヌタデ 》



《↑キンノエノコロ 》






 《↑コゾリナ 》




 


《↑ツワブキ 》






 《↑ハナカタバミ 》




《↑ベニボロギク 》



《↑ミズヒキ 》

ことし初めて「朝顔と夕顔」を育ててみましたが、夏の花、『夕顔 』が まだ咲いています。




 
《↑夕顔のつぼみ 》

天気の良い日、母を車椅子に乗せて、野の花を楽しんでもらいます。
自分で1~2輪を摘んで、それを胸に抱いて、とても嬉しそうです。

外出の機会はグンと減りましたが、大きなプレゼントをいただきました。



*11月8日、興徳寺の『お会式』。

法要~法話は予定通り、ただし本堂は座席の間隔を空け、入れない方への対応として、テントを2張り準備します。

その後の会食は取り止めとし、お弁当を配布することといたしました。

**11月9日~12日、久しぶりに東北の被災地に行って来ます。


  


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2020年10月06日

彼岸花の興徳寺

例年より1週間~10日遅れて、彼岸花の満開を迎えました。




地元の新聞に掲載されたこともあって、連日たくさんの見物客が・・・





「ウワ~ッ! すごい!」 「こんなにあるとは思わなかった・・・」という声が聴こえます。

自分で言うのもおこがましいけれど、大したもんだ、と思います。



何が大したもんかと言うと・・・




前にも紹介したことがありますが、市川建男(たつお)さんという一人の男が約10年かけて植えた、ということが・・・

 コツコツコツコツ・・・ 毎年、毎年・・・

植え続けてくれた結果です


こんな急斜面に植えるのはさぞ大変なことだったでしょう。

「俺も77歳だから、後3年くらいかな~」

なんて言ってます。



石段を一番上まで上ってくると、白、ピンク、黄色なども植えてあります。




園芸品種といいますが、賛否両論で、

「こんなの邪道だッ!」というのはどちらかといううと、玄人(クロウト)筋?

でも大半の方は 「まあ珍しいッ!」と喜んでくれるので、増やすつもりもありませんが、このままにしてあります。



ドローンによる写真

最近ドローンの腕をあげてきた友人の高瀬幹雄君提供の写真を紹介します。





↑ 地上すれすれの高さから撮影しています。 ↓









以上、ドローンからの写真でした。

高いところから撮影すると、桜の枝が彼岸花の上に覆いかぶさっているため、なかなか大変なようです。

動画も頂いて、これを紹介したいのですが、ここに貼り付けられません。


富士山と彼岸花



朝日が昇るころの富士山がとても美しく、 これを目的としたカメラマンがたくさん見えます。





いつも思うのですが、マナー・エチケットは守って欲しい。

カメラアングルに夢中で足元の花を踏みつぶしてしまうケース多々・・・
毎朝お勤めの後、法衣のまま外に出て新聞をとるのが日課ですが、顔を合わせても知らん顔の人・・・

こちらから声をかけるようにしていますが、撮影に夢中なのか、無視する人・・・  それでイイ写真が撮れる?





「コスプレ撮影をしたいのだけれど・・・」という問い合わせが何件かありました。

もちろん「どうぞ!」と返信しますが、

必ず伝えることがあります。

それは

「興徳寺に限らず、お寺や神社の境内地に入ったら、まずは本堂前(神殿)で手を合わせましょう」

ということです。

仏さま(神様)の領域ですから、まずは挨拶をする、ということが大切で、

これが出来る人って、ステキな人だと思います。


芳枝さん(母)もゴキゲン!




母ももうじき94歳。



コロナをきっかけに4月よりデーサービス・ショートステイともにお休みし(マスク着用ができない)
ずっとステイホーム、

べったりと私が付き添っていますが、おかげで体調・機嫌ともに、絶好調!! です。


 
天気がよかったので、近所をグルリと廻ってみました。




興徳寺は山の上にあるので、私自身にとっても良きハードトレーニング(?)になります。





「彼岸花、何本くらいあるんですか?」

と時々聞かれます。

今までは 「1万本くらいかな」 と答えていましたが、

最近は 「3万本?」と答えます。 

まったくのテキトーです。

でも今までは「興徳寺の彼岸花」 と呼んでいましたが、

「彼岸花の興徳寺」 と言ってもいいかな~ と思います。






  


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2020年09月23日

朝顔夕顔

『興徳寺便り』129号よりの転載です。



朝顔夕顔

 朝は朝顔の花のように
 あかるく輝いていたい
 夕べは夕顔の花のように
 ほんのり匂うていたい
        
       坂村真民




今回は仏教詩人・坂村真民さん(明治42年~平成18年・97歳で逝去)の詩、「朝顔夕顔」をとりあげてみました。

 新型コロナウイルスの感染拡大にともない私たちの生活も今まで経験したことのない規制の中にあります。 
このような夏を過ごすことになろうとは、少なくとも年の初めには誰一人予想できませんでした。  
そしてこれからどのように収束してゆくのかも分からない、そんな不安の中で今年も朝顔は咲き、夕顔はほのかな香りを楽しませてくれました。 





 汝須(なんじすべか)らく一身の安堵を思はば、先ず四表(しひょう)の静謐(せいひつ)を祈るべきか。

日蓮聖人『立正安国論』の一節です

ーー自分自身の幸せを願う者はまず「四表の静謐」すなわち国中の幸せをまず第一に祈るべきである――


鎌倉時代、日本は疫病や飢饉、天変地異が相次ぎ人々は苦しみの底に沈んでいました。
その中に在って、日蓮聖人は社会が安穏であってこそ一人一人の真の幸福もあると説かれたのです。



いつまで続くか分からないこの状況の中、むやみに怯えず、落ち込まず、かといって調子に乗らず、自分自身に与えられた役目を果たしてゆきましょう。

 苦しい状況ではあるけれど、朝は輝いていたい、夕方にはほんのりとよい香りを与えられるようなそんな人でありたいものです。

「世界中の人々が幸福でありますように」と祈りを捧げられる人でありたいものです。


冒頭の「書」は富士宮市亀田恵暘さんの作品、実物は1.2mx 1,8mの大作です

――― ここまでが「興徳寺便り」からの転載―――


夕顔のツボミ、 上品で可愛らしい

亀田さんは、私の所属する書道教室「恵舟書院」の先輩です。
今から15年ほど前、書道を始めたばかりの頃に書院の展覧会「恵泉展」が開催され、その時の亀田さんの作品が「朝顔夕顔」でした。
作品の前で、はにかみながら 「このような人になれたらいいわね~」と言っていた彼女の姿が何とも印象的でした。

時は流れ、昨年の横浜本部の書道展「芳林展」に亀田さんが再び「朝顔夕顔」を大作に仕上げて出品されたとき、その作風と詩から発せられるエネルギーに改めて感動した私はこれを何とかとメッセージとして伝えたいと思いました。

それで今年の春、朝顔と夕顔の種を植えてみました。

夕顔は育てるが難しいとも言われましたが、朝顔ともに無事成長し楽しませてくれました。
なるほど 夕顔にはほんのりとした香りがあることを初めて知りました。

そして、朝顔のように朝は輝いていて、夜はほんのりのよい薫りを与えられる人、ってステキだな~と思いました。


ナツズイセン


ノカンゾウ


ノカンゾウ(ステラデオロ)


ホタルブクロ


今年の彼岸花

彼岸花の開花状況です。

例年より1週間遅れています(昨年は2週間も遅れましたが・・・)。



現時点(9/23)、一番上の段の黄・白・ピンク等( リコリス)はすでに開花しています。











部分的には 赤も咲いています。



嬉しかったのは、昨年暮れ、新しい土地に植えた「彼岸花」が開花してくれていること。



心配なのは イノシシにやられてしまった場所、どの程度咲いてくれるか?


参道の脇、かなりの球根が掘られてしまった


剥きfだしになった球根、土に戻したり、別の場所に植え直したりしましたが・・・


ツルボ

今年の興徳寺の彼岸花、今週末(9/26)頃には咲き揃うかな?との予想、見ごろは来週でしょうか?



お願い

彼岸花見学にたくさんの方が来てくれることは嬉しいことですが、まずは本堂前にお参りください。
興徳寺にかぎらず、どこの神社、仏閣でも境内に立ち入ったら最初に本堂(神殿)前、という習慣をつけましょう。





  


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